院長コラム

Blog 450

このたび院長コラムが450回を迎えることができました。

日々の診療の中で感じたこと、患者さんからいただいた疑問、医学の進歩や健康に関する話題を少しでも分かりやすくお伝えしたいという思いで書き続けてきましたが、多くの方に読んでいただけるようになり、心より感謝しております。

最近では福岡市内だけでなく、全国各地からアクセスをいただくようになりました。テーマによっては1回のコラムで数千人、多い時には2万人近い方に閲覧していただくこともあり、私自身も驚いております。

医療は日々進歩しています。
しかしながら、医学的に正しい情報が必ずしも一般の方へ分かりやすく伝わっているとは限りません。
ネットやSNSには多くの情報があふれていますが、その中には誤解を招くものや極端な意見も少なくありません。

だからこそ、このコラムでは「できるだけ専門用語を使わずに」「診察室で患者さんへ説明するように」「医学的根拠を大切にしながらも身近な言葉で伝えること」を心がけてきました。

振り返ると、胃腸疾患、膵臓や肝臓の病気、内視鏡検査など専門分野だけでなく、睡眠、糖尿病、高血圧、脂質異常症、腸内細菌、腸活、運動、栄養、認知症、AIと医療、予防医学、健診、健康寿命、心なの健康、コーチングなど、さまざまなテーマについて書いてきました。これらの様々な分野に及んでいるのは自分自身が生活していてよりよく生きるために様々な疑問がわいてくるからです。

診療を続けていると感じることがあります。

健康とは単に病気がないことではありません。

検査数値だけを追いかけることでもありません。

その人らしく生活し、家族や仲間と時間を過ごし、自分のやりたいことに挑戦できることもまた健康の大切な一部だと思います。

そのためには、病気になってから治療するだけでなく、病気を予防し、自分自身の身体を理解することが重要です。

このコラムが、そのための小さなきっかけになれば幸いです。