院長コラム

歯周病について

歯周病とは? 
歯医者さんでもない消化器内科医の視点からコラムを書いてみたいと思います。
歯周病とは、歯肉炎や歯周炎、歯槽膿漏など歯周組織の症状の総称です。

「歯肉炎」は、歯ぐきの腫れが軽度の状態
「歯周炎」歯肉炎を放置して、顎の骨にまで炎症が広がった状態
「歯槽膿漏」歯を支える土台の骨が溶けてしまうぐらい炎症が広がった状態
歯槽膿漏は歯が抜け落ちてしまう一歩手前です。
原因は不十分なブラッシング(歯磨き不足、歯磨きのやり方が悪い)です。

誰の口の中にも存在する歯周病菌、適切なブラッシングで定期的に取り除けば良いのですが、放置していると口の中で急速に繁殖していきます。歯周病菌の大半は(増殖するのに酸素を必要としない)嫌気性菌です。歯周ポケット内は酸素が届きにくく、温度、湿度など歯周病菌が増殖するには最高の環境が整っています。細菌が増殖した結果、炎症が起きた状態が歯周炎、それがひどくなると歯槽膿漏になります。歯ぐきに炎症が持続すると何らかの自覚症状がでます。
思い当たる点がない方は以下の4つをチェックされるといいと思います。

11月は歯の健康状態を一度チェックしてみましょう。

・ねばつき

歯磨きのCMで歯を触ってつるつるさを強調しているものがあります。プラーグがとれるとねばつきはなくなります、逆にプラークが溜まってくるとねばつきがでてきます。

・(歯磨き、フロス時)出血

少しの刺激で出血するということがないですか?。ブラッシングのたびに出血がつづくなら歯科受診が必要です

・歯ぐきの色

健康な歯ぐきは薄いピンク色と言われています。赤っぽい、赤黒い色をしている場合は、歯の健康状態に問題がある場合があります。

・口臭

口臭も、歯周病のサインのひとつです。歯周病菌が口の中で大量に増殖することで、口臭のもととなる嫌なニオイを発します。