院長コラム
秋のメンタル不調、やる気がでない。
やる気がみなぎるって?
やる気(=エネルギー?)って目にみえないものですよね?人間は体の中で自ら作り出すことができず食事から摂取しないといけないものアミノ酸が9つあります。これを必須アミノ酸と言います。
特にエネルギーを必要とするスポーツにおいては、意識的にアミノ酸を補うような商品が製品化されていることからもわかるように、アミノ酸はエネルギーを回す回路に必要なものであると同時に、気分、情動、記憶に関連する神経伝達物質(ノルアドレナリン、ドパミン、セロトニン)の材料として、必須アミノ酸(チロシン、フェニルアラニン、トリプトファン)はとても重要です。
特に情動において重要な働きをするセロトニンの合成に必須となるトリプトファンの代謝過程の問題が様々な病気の発症に関与していると言われています。
トリプトファンの代謝経路は肝臓が大半を占めますが、その他脳、腸内細菌による代謝経路が証明されています。近年この腸内細菌を介した代謝経路(インドール代謝)が精神、行動への影響することが解明されるようになり大変注目をあびています。
やる気スイッチは一部が、実は腸内細菌が関与しているということになります。
次回以降でこの「トリプトファン」と腸内細菌が関与するインドール代謝についてもう少し深堀りしてみたいとおもいます。