院長コラム
アスリート特集 女性アスリートのコンディションニング、腸活の重要性
「月経不順・貧血・お腹の不調」全部つながっています
女性アスリートが抱える三大トラブル
- 月経異常(月経周期の乱れ・無月経)
- 貧血(パフォーマンス低下・疲労感)
- 便通異常(下痢・便秘・お腹の張り)
これらは一見バラバラに見えて、実は腸を中心に深く結びついていることがわかってきました。
腸の乱れがさらなる悪循環に繋がります
女性アスリートの腸内環境の悪化、リーキーガット(腸管バリアの破綻)は女性が元来不足がちな、鉄、ミネラル、ビタミンの吸収効率が一過性に大きく低下します。
特に鉄は、腸粘膜の状態に強く依存する栄養素のひとつです。鉄剤を飲んでも改善しない鉄欠乏の背景には、腸の慢性的な炎症や吸収障害が潜んでいる場合もあります。
月経と鉄欠乏、そして腸内細菌
月経による定期的に鉄の喪失に対して女性は、「鉄をいかに効率よく吸収するか」が重要なテーマになります。ここで重要な働きをするのは腸内細菌です。
- 鉄吸収を助ける腸内細菌(乳酸菌、ビフィズス菌)
- 鉄を奪ってしまう悪玉菌(一部のプロテオバクテリア)
腸内細菌のバランスが崩れることで、鉄吸収がうまくいかずに、貧血が増悪するという報告もあります。
運動とホルモンが「腸」に与える影響
高負荷の運動は、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌に影響を与えます。
女性ホルモンは、腸の蠕動運動や粘膜の状態と密接に関与しているため、女性アスリートは①月経周期による便通の変化②無月経時の腸内環境悪化など、一般女性よりより大きな影響がでやすいと言えます。
女性アスリートこそ、腸活が重要
食べてるのに、サプリを飲んでいるのに貧血?無月経?という状態は、単なる栄養不足ではなく腸が健康ではない(隠れ吸収不良状態)可能性があります。女性アスリートこそ、腸活が重要と言えます
腸活をすれば、パフォーマンスも変わる
月経が止まったら、腸を疑ってみる。
サプリが効かないなら、腸を整えてみる。
そんな視点が、パフォーマンスの安定を大きく左右するのかもしれません。