院長コラム

潰瘍性大腸炎 クローン病 薬を飲み忘れないための工夫

潰瘍性大腸炎(UC)の治療で最も大切なのは「薬をきちんと続けること」です。症状が落ち着いていると「もう治ったかも」と思ってしまいがちですが、自己判断で薬をやめたり、飲み忘れが続くと再燃(症状のぶり返し)につながってしまいます。では、どうすれば飲み忘れを防げるのでしょうか?

工夫のヒント

  • スマホのアラームを設定する
     毎日同じ時間に通知が鳴れば、習慣化しやすくなります。
  • ピルケースで1週間分を小分けに
     飲んだ・飲んでないがひと目で分かり、二重服用の防止にもなります。
  • 生活習慣とセットにする
     「朝食後」「歯磨き後」など、必ず行う行動に薬を組み込むと忘れにくくなります。
  • 職場やカバンに予備を常備
     外出先でも安心。飲み忘れに気づいた時のリカバリーができます。
  • 家族やパートナーに声かけをお願いする
     一人で抱え込まず、周囲の協力を得るのも大切です。

困ったときは相談を

「薬の数が多くて続けにくい」「副作用が気になる」などの悩みがあれば、我慢せず主治医に相談してください。剤形の変更(錠剤→顆粒や坐剤など)や服薬回数の調整で改善できる場合があります。

薬を“習慣”に変える工夫が、再燃を防ぎ、安心した毎日につながります。