院長コラム

内臓脂肪を深堀りする7

内臓脂肪は減らせるのか?

「先生に内臓脂肪を減らしなさいといわれたけど、難しくないですか?」そんな声をよく聞きます。
体重を落とすのは簡単ではありませんが、実は 内臓脂肪は“つきやすいが落ちやすい”という特徴があります。

では、どうすれば効率よく減らせるのでしょうか。

やっぱり大事なのは 食事管理、カロリー管理 です。
使う以上に摂取しない。食べ過ぎたら余計に使うというシンプルな原則が基本。
ただし極端な食事制限は筋肉を減らして代謝を落とすため逆効果です。
野菜やたんぱく質をしっかりとり、糖質や脂質の量をバランスよく調整することが大切です。

次に 運動です。
特に効果的なのは有酸素運動です。
ウォーキング、ジョギング、水泳などを週に数回続けると、数週間〜数か月で内臓脂肪が目に見えて減ることがわかっています。さらに筋トレを組み合わせると基礎代謝が上がり、リバウンドしにくい体をつくれます。

意外と見落とされがちなのが 睡眠とストレス管理。
睡眠不足や慢性的なストレスはホルモンバランスを崩して、食欲をかえって増やして内臓脂肪をため込みやすくします。十分な睡眠、休養も立派な「内臓脂肪対策」なのです。

研究によると、これらの取り組みを 3か月程度続けるだけで内臓脂肪が有意に減少する ことが示されています。
特別な薬やサプリに頼らなくても、基本的なことをきちんと続けることが最大の近道なのです。

内臓脂肪は生活習慣の工夫でしっかり減らせるコントロール可能な脂肪です。
今日からでも取り組めるウォーキングから生活に取り入れてみませんか?