院長コラム

骨を強くする ビタミンDと生活習慣病 (糖尿病・肥満)

ビタミンDは近年、生活習慣病との深い関わりが注目されています。
特に糖尿病や肥満はビタミンD不足が悪循環を生む病態として研究が進んでいます。

ビタミンDと糖尿病

膵臓のβ細胞にはインスリン(血糖をさげるホルモン)の分泌に関わっています。
膵β細胞にはビタミンDの受容体が存在しているため、ビタミンDが不足すると①インスリンが出にくくなる、②末梢組織での糖の取り込みが悪くなるといった代謝異常が起こりやすいことがわかっています。実際血中ビタミンD濃度が低い人は、2型糖尿病のリスクが高まるとの報告もあります。

ビタミンDと肥満

肥満の人はビタミンD不足に陥りやすいことが知られています。
脂肪組織はビタミンDを取り込むので、脂肪組織が多いほど、血中にビタミンDが不足するためです。
結果として、体にためてはいるものの、必要時にビタミンDが使えない状態になってしまうのです。
ビタミンD不足の状態では、脂肪は悪玉化しやすく、実際に炎症性サイトカインを放出して慢性炎症を悪化させることがわかっています。いわゆるメタボ状態を一歩進めている可能性が示唆されています。ビタミンDは近年、生活習慣病との深い関わりが注目されています。
特に糖尿病や肥満はビタミンD不足が悪循環を生む病態として研究が進んでいます。

ビタミンDと糖尿病

膵臓のβ細胞にはインスリン(血糖をさげるホルモン)の分泌に関わっています。
膵β細胞にはビタミンDの受容体が存在しているため、ビタミンDが不足すると①インスリンが出にくくなる、②末梢組織での糖の取り込みが悪くなるといった代謝異常が起こりやすいことがわかっています。実際血中ビタミンD濃度が低い人は、2型糖尿病のリスクが高まるとの報告もあります。

ビタミンDと肥満

肥満の人はビタミンD不足に陥りやすいことが知られています。
脂肪組織はビタミンDを取り込むので、脂肪組織が多いほど、血中にビタミンDが不足するためです。
結果として、体にためてはいるものの、必要時にビタミンDが使えない状態になってしまうのです。
ビタミンD不足の状態では、脂肪は悪玉化しやすく、実際に炎症性サイトカインを放出して慢性炎症を悪化させることがわかっています。いわゆるメタボ状態を一歩進めている可能性が示唆されています。

糖尿病患者や肥満者はビタミンD不足が悪循環となっている可能性が示唆されています。生活習慣の改善とともに、ビタミンDを意識することが大切といえます。