院長コラム
骨を強くする ビタミンDと腸活サプリ
ビタミンDは腸内バリアを守り、免疫を安定させるうえでも欠かせない存在です。
しかし日本人は、日光不足、摂取不足、運動不足の“トリプルリスク”でビタミンDが不足しやすいといわれています。では日常生活の中でどう補えばよいのでしょうか。
1. 食事からの工夫
・魚(鮭、サンマ、イワシなど脂ののった魚に豊富)
・きのこ類(特に干ししいたけは日光乾燥でビタミンDが増える)
・卵黄
を意識してとることが基本です。
和食の魚や味噌汁にきのこを加えるだけでも、かなりのビタミンDを摂ることができます。
2. 日光浴の工夫
1日15分〜30分程度、手のひらや腕に日光を浴びるだけで合成が進みます。
ただし季節や地域で紫外線量が変動するため、冬や北日本では不足しやすく、食事やサプリでの補充が必要になります。
3. サプリの使い方
食事や日光で十分にとれない場合にはサプリが有効です。一般的には1日400〜1000 IU(国際単位)が目安とされますが、欠乏状態では医師の判断でより多く必要なこともあります。
取り方のコツとして脂溶性ビタミンなので、油を含む食事と一緒に摂ると吸収が高まります。ただし過剰摂取(1日4000 IU以上の長期摂取)は高カルシウム血症などのリスクがあるため、医師に相談しましょう。
4. 腸活との相乗効果
ビタミンDは腸内バリアを守る働きがある一方で、腸内細菌のバランスもビタミンDの代謝に関わっています。食物繊維や発酵食品で腸内環境を整えることは、ビタミンDの働きを最大限に引き出すうえで欠かせません。腸と免疫を支える“隠れた要”であるビタミンD。
毎日のちょっとした工夫で効率よく補うことが、健康と長寿を支えるシンプルな秘訣です。
