院長コラム
血液型を科学する 血液型O型なりやすい病気・なりにくい病気
O型という体質 ― 血液型は医学的に意味があるのか
血液型と聞くと、性格診断、占いを思い浮かべられる方も多いのではないでしょうか。
医師が血液型で医学を分類することに懐疑的な方もいらっしゃるかもしれません。
しかし医学の分野では、血液型は「体質の一部」として長年研究されてきました。
ABO血液型は、赤血球の表面にある糖鎖構造の違いによって決まります。
この糖鎖は血液だけでなく、血管内皮、消化管、呼吸器、膵臓など、さまざまな臓器の細胞にも存在しています。そのため、血液型の違いは、免疫反応や炎症、感染症へのかかりやすさ、血液の固まりやすさに影響を与えます。
O型は、A抗原もB抗原も持たない血液型です。
この「何も付いていない」状態が、免疫や凝固の反応を他の血液型とは少し異なる方向に導きます。
重要なのは、血液型で病気が決まるわけではないという点です。
ただし、「なりやすさ」「なりにくさ」という傾向が、統計的に存在することは事実です。
私自身がO型なので、O型特集を組むことにしました。
興味ある方はぜひ読んでみてください。