院長コラム
血液型を科学する O型がなりやすい 出血傾向と自己免疫疾患
O型のもう一つの特徴は、「血が固まりにくい」体質です。
O型では、血液凝固に関与するフォン・ヴィレブランド因子や第VIII因子の血中濃度が、他の血液型より低い傾向があります。
そのため、外傷や手術の際に出血しやすいことがあります。
何をかくそう、私も小さい頃は鼻血が出やすい、大人になってあざができやすいのでずっと不思議でしたが、医学を学び血液型による違いと知り長年の疑問に終止符が打たれた驚きをよく覚えています。
一方逆の側面もあり、O型は血がかたまりにくいため、血栓ができにくいという側面も持っています。
心筋梗塞や脳梗塞などの血栓性疾患のリスクは、O型でやや低いとされています。
また近年の研究では、関節リウマチや炎症性腸疾患など、一部の自己免疫疾患との関連も研究されています。ただしこの分野はまだ結論が出ておらず、血液型の影響は限定的と考えられています。