院長コラム
血液型を科学する 血液型との正しい付き合い方
O型のかかりやすい病気、なりにくい病気、いくつかの病気ではリスクが低いとされていることが、これまでの医学研究でわかってきました。
これらの事実は、炎症や凝固に関わる体質の違いが、長期的な病態形成に影響している可能性があります。
ここで強調したいのは、「O型だから安心」「O型以外だから危険」という話ではないということです。
一つ前のコラムで話題にした膵がんの最大のリスク因子は、喫煙、糖尿病、慢性膵炎、肥満、加齢です。血液型は、あくまで数ある因子の一つにすぎません。
血液型は変えられませんが、生活習慣は変えることができます。
O型の人にとっては、胃のケア、感染対策、出血リスクの理解が健康管理のヒントになります。
血液型を占いのためだけに利用するのではなく、体の一つの個性として捉えて、生活習慣にとりいれていくことが、医学的にみても最も健全な向き合い方と思います。