院長コラム
腸活アップデート Vol.1
過去コラムで、腸活キーワード「短鎖脂肪酸(酪酸、プロピオン酸、酢酸)」「食物繊維」が重要とお伝えしました
更に、「短鎖脂肪酸」をたくさん生み出すのに必要な「食物繊維」を取るなら、発酵性食物繊維(腸内細菌の餌である炭水化物群を含む)、穀類、海藻類、豆、きのこ、果物、芋を食事に取り入れることがとても重要とお伝えしました。
食事で「短鎖脂肪酸」「食物繊維」を意識してとるのは面倒という人も多いと思います。
実は、私も面倒くさがり、かつ長続きしないタイプです。
そういう人のために、短鎖脂肪酸×食物繊維を組み合わせた商品が登場しました。
江崎グリコの「Body Grnola」という商品です。
自分自身が大変興味があるため、ちょっとお高いですが、購入して試しています。
最初に自分の腸内細菌を調べて、好みのプロバイオティクスをカスタマイズすることができます。
グリコの実験では、短鎖脂肪酸をたくさんつくる「ビフィズス菌GCL2505株」高発酵性水溶性食物繊維イヌリンを組み合わせたものを用いて実験、摂取した群の方が、内臓脂肪が優位に低下、血管柔軟性も改善したと報告したと報告しています。
腸活の成果を自分の体で実感するのは難しいかもしれませんが、今後、短期効果、長期効果を今後レポートしてみたいと思います。