院長コラム
「胃腸の日」
本日、12月11日は「胃腸の日」。
寒さが一段と厳しくなってきて、体の冷えを感じている方も多いのではないでしょうか。
お腹(胃腸)の冷えは消化管の動きを悪くして、食欲不振、下痢などの不調を引き起こします。
そんな状態が続けば、まともに消化、吸収はできません。
これらを改善したい時は、ぜひ体の中から温めてくれるハーブ、生薬(しょうやく)を活用してみましょう。
1.おなかを温めるハーブ
おなかを温めてくれるハーブとしてはジンジャー、レモングラス、シソ、シナモンなどがあります。
シナモンは生薬では桂皮(けいひ)と呼ばれるように、西洋のハーブと東洋の生薬は同じものです。
冷えて血の巡りが悪くなったらローズマリー、水分のとりすぎで冷えた時はカルダモン、バジル、ディルなど自分の体の状態に合ったハーブをとることが大切です。
2.ハーブのとり方
ハーブティーや、ハーブや生薬が入った薬用酒などは血の巡りが良くなり効果的です。
食事の中で、バジルを活用するのはいかがでしょうか?
バジルやローズマリーを鶏胸肉のソテーや野菜に付けあわせ、ジャガイモをさっと炒めると素敵な食事に見え目でも楽しめます。おまけに香りが良く、食欲が増すので1年中おすすめです。
デザートのアイスにはシナモンをトッピングするなどは簡単なので、ぜひ試してみて下さい。
穏やかな効き目で、体全体の調子を整えてくれますよ。