院長コラム
胃バリウム検査(胃透視)について⁴
事前準備
前日夕食を早めに済ませましょう。
当日は朝の飲食はできません。
胃の中に食べ物が残っている場合は、検査の危険性が高くなるため検査中止になる場合があります。
検査の流れ
①バリウムを2口飲む
↓
②発泡剤を服用する(胃をふくらませる薬です、検査終了までゲップは我慢する必要があります)
↓
③レントゲン台が倒れていく途中で右回りに1回転する。
↓
④指示された体位変換を行いながら、レントゲン撮影をする
検査終了後に緩下剤(下剤)を服用する必要があります。
検査後はなるべく多くの水を飲んで、できるだけ早く便を出すようにしましょう。
バリウムは体内に長期間残ると固まってしまい、腸閉塞を引き起こす場合があります。
メリット
・検査費用が安い
・時間が短い
・検診車など病院でない場所でも実施できる
デメリット
・被ばくする
・誤飲のリスク
・腹膜炎のリスク
・腸閉塞のリスク