院長コラム

胃がん健診の目安は胃の症状だけではありません。声のかすれや喉の違和感、飲み込みずらい、咳など 1ヶ月近く治らない場合は必ず胃カメラを

今年も健診の時期になりました
【咽頭がんのリスクファクター】
①喫煙
②過度の飲酒
③ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染
などがあります。

がん初期症状は、感染症などでも良く認める症状のため見逃されることもおおく、診断が遅れることも少なくありません。早期発見の最大のチャンスは健診時の胃カメラです。
残念ながら咽頭がん、食道がんを胃バリウム検査で発見することは困難です。

以下の症状がある方、リスクファクターのある方、家族歴のある方はぜひ胃カメラ前に施行医師へ申し出てください。
当院でも健診胃カメラの時に気になる症状を申し出られたおかげで、胃カメラ時に咽頭部を丁寧に観察することで早期咽頭がんを発見することができました。
もちろん、去年の健診から引っかかっている、要精査(要治療)の方は当院へご相談ください。

【咽頭がんの初期症状】

  • 声のかすれ
  • 不明瞭な発話
  • 咳がとまりにくい
  • 飲み込みにくい
  • 喉の違和感
  • 喉の腫れ