院長コラム
40代男性におすすめの健診オプション
40代男性の肥満割合は39.7%にのぼり、全年代でもっとも高いと報告されています。
肥満は、メタボリックシンドロームを引き起こし、結果として心疾患、脳血管疾患の発症リスクが高くなります(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32214.html)
がん検診については、30代から増える胃がん・大腸がんに加えて、40代から肺がんの罹患数が急増します。また男性特有のがん、前立腺がん罹患数が40代後半から上昇傾向となります。
肺がんは胸部レントゲンが健診項目に入っていることが多いとおもいますが、ハイリスク(喫煙者、慢性閉塞性肺障害もしくは肺気腫、アスベスト暴露の職業歴がある方、肺結核の既往)がある方はぜひ、オプションで肺CTをつけましょう。
前立腺がんのスクリーニングとして非常に有用とされるPSA検査(血液検査)は、健診や基本ドックには入っていないことが多いため、オプション追加がおすすめです。
【肺がん健診】
- 胸部レントゲン検査(エックス線検査)
- 肺CT(エックス線検査)
【前立腺がん健診】
- 腫瘍マーカーPSA(血液検査)