院長コラム
若年者に急増、ヘッドフォン難聴
大きな音にさらされることで起きる難聴を音響性難聴(音響外傷)と呼びます。
難聴になるのは内耳にある、有毛細胞からの伸びる感覚毛が損傷して、折れたり抜けたりするためです。一度壊れるともとに戻ることはありません。
新型コロナウイルスの流行後、ヘッドホンの利用時間が「増えた」と答えた人が32.4%(「減った」は7.6%)に上るという調査結果(原沢製薬工業株式会社プレスリリース「コロナ禍におけるイヤフォン使用と耳のトラブルに関する調査」)があり、健診をしていても、ヘッドホンによる難聴の方が増えている印象です。
WHOでは成人80db(子供75db)以上の音量は週に40時間以内が望ましいと推奨しています。利用は1日1時間以内にとどめるのが理想ですが、もしそれ以上の利用する場合でも1時間に1回、10分程度の休憩を心がけましょう。周囲の騒音を抑えるノイズキャンセリング機能付きのものも売られていますので、難聴対策におすすめです。