院長コラム

箸休めコラム 健康寿命とリスキリング

今年も残すところ1ヶ月・・
今年始めよう思っていたことでまだ初められていないことないですか?ダイエット、運動、資格試験の勉強・・・・重い腰をあげににくいことは何歳になっても共通点があります。
そうです、やらないといけないことはよくわかっているけど、先延ばしにしていることです。
そして大半はすこし勉強したり、工夫したりしないといけないことです。

試験前の子どもがリビングでとても辛そうに課題と格闘しています。

でも本来人間は、興味あることを学ぶことはとても楽しいこと。

大人も例外ではなく、人生100年時代に定年が延びることで、働く時間が増え、働く環境の変化の中で、新たな知識やスキルが常に求められるようになりました。

科学技術の進歩もあり、働く中で学び直しの必要性が高まっています。

政府も教育訓練給付金(厚生労働大臣が指定した講座を受講すると、費用の一部が給付される制度)の対象講座を拡大したり、給付を受けやすくなるように「リスキリング(社会人の学び直し)」の拡充を推進しています。

日本人の平均寿命は、男性81.25歳、女性87.32歳といずれも過去最高を更新しましたが、一方で健康寿命(平均寿命から寝たきり、認知症など要介護期間を差し引いた期間)は、男性72.14歳、女性74.79歳となっており、要介護状態の期間が約10年もあることを意味しています。

厚生労働省の2023年国民生活基礎調査によると、介護が必要になった主な原因の1位は認知症(16.6%)、2位は脳卒中(16.1%)、3位は転倒・骨折(13.9%)となっています。

過去コラムで若年者の認知症では、学習機会の少なさ、高齢者の認知症は、生活習慣病と味覚がリスクになることをお伝えしました。

近年の多くの研究で、新しいことに挑戦したり、学び続けることで、脳のさまざまな領域が活性化して、脳は生涯にわたって成長することがわかってきています。

楽しみながら学ぶと、感情をつかさどる扁桃体と海馬との神経細胞のつながりが増すため、記憶が定着しやすくなります。記憶が定着しやすくなると、ますます学びが楽しくなります。このようなプラス感情が働いている時には扁桃体では神経伝達物質ドパミンが放出され、記憶力増強、達成感、やる気を生み出していると言われています。

勉強という文字は強いるという言葉が入っているためどうしても、昔の受験勉強の記憶が蘇り返るため、身構えてしまう人が多いと思います。

日頃読まないジャンルの本や雑誌を読むとか、新しい趣味の体験に行くとか、好きなニュースや映画を他の言語で聞くとか今すぐ始められるごく簡単なことがいいです。
大人のまなび、学び直しは自分が「楽しめるかどうか」が基準です。

何を隠そうこのBlogも、私自身の学び直し、知識をアップデートに役立っています。
楽しいから続いているんだと思います。

今日からできる学び直しで、健康寿命を楽しみ、伸ばして人生を豊かにしましょう!。