院長コラム

「スマホ脳」はデジタル認知症?

スマホは現代社会でなくてはならないものです。
忘れて外出すると妙な不安感に襲われるのは私だけではないはずです。
私も含めて、多くの方がスマホなしでは生活できないと感じておられると思います。

ただ医学的な脳疲労、脳劣化という観点からは、デジタルデトックスが必要と感じています。

文字を打つことはあっても、書くことがないので書きたい漢字が思い出せない、複雑な漢字を読めないなど日常的に、我々は脳劣化を体感しています。
医学用語ではないですが、デジタルに頼りすぎた結果、記憶力や理解力が極端に低下した状態を「デジタル認知症」と呼んでいます。

認知症の原因は脳機能の低下です。
アルツハイマー型認知症は、アミロイドβという物質の蓄積が原因とされていますが、その物質の沈着はすでに30代から始まっていると言われています。

デジタル機器と脳疲労や脳機能の低下を科学的に証明したものはありませんが、今後デジタルが及ぼす負の側面が科学的に証明されてくると思っています。

デジタルデトックスという言葉が一人歩きしていますが、昔ながらの紙と鉛筆を持ってメモをしたり、絵やイラストを書いたり、新聞や雑誌など紙媒体に直接触れて活字を読んだりすることで、脳へ伝わる情報は多元化されるように思います。

「脳疲労」「デジタル認知症」については、今後も話題として触れていきたいと思ってます。