院長コラム
内視鏡異常なしでも安心できない、検査では見つからない”見えない胃の不調”
胃の症状で内視鏡検査(胃カメラ)を受けた結果、「異常なし」と言われて安心したはずなのに―― それでも不快な症状が続く。そんな経験はありませんか?
内視鏡で異常が見つからない、問題ないと病気ではないことはイコールではありません。
機能性ディスペプシア(FD)は「器質的な検査異常がない」ことが診断条件です。
機能的な異常は以下の機序が考えられています。
胃運動機能の低下(食べたものを排出する力が弱い)
胃の拡張不全(食べ物を受け入れる力が弱い)
内臓知覚過敏(わずかな刺激で強く不快な症状を感じる)
自律神経の乱れ(胃腸の動きをうまく調整できない)
これら機能的な異常は画像にすることができません。症状が長く続く、繰り返す、生活に支障がある場合は、機能性消化管疾患(機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群)が診断、治療できる専門医の受診をおすすめします。ぜひ当院へご相談ください。