院長コラム
おせち腸活 昆布巻き
腸も「よろこぶ」やさしい一品
「昆布巻き」はおせち料理の中で欠かせない存在です。
昆布は「よろこぶ」という言葉に通じて、家族の幸福や長寿を願う縁起物として古くから親しまれてきました。細長く巻かれた姿は「末永く続く」ことを意味し、新しい年の始まりにふさわしい一品です。
栄養の面でも昆布は優秀です。
特に注目されるのは 水溶性食物繊維のアルギン酸やフコイダンです。
これらは腸内でゲル状となり、余分なコレステロールや糖分を吸着して体外に排出する働きがあります。また腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善する効果も期待できます。
結果として、便通改善や生活習慣病予防にもつながります。
昆布は出汁を取る時に使われていることからもわかるように、うま味成分 グルタミン酸 が豊富に含まれています。食事全体の満足感を高め、自然と食べすぎを防ぐ効果もあるため、お正月太りの対策にも役立ちます。
「よろこぶ」という願い、腸内環境を整える栄養効果の両方を兼ね備えた昆布巻きは、まさに日本の知恵が詰まった伝統食といえます。
我々日本人は昔から、年初めてにいろんな縁起物を通じて腸活をしてきたなんてなんと神秘的なことでしょう!