院長コラム

紫外線対策 日傘男子(メンズ日傘)のすすめ

梅雨の季節が近づいてきて、傘売り場が賑わっています。
先日TVを見ていると、傘をさすという文化そのものが欧米の人にはあまり一般的ではないようです。
合理的な欧米人には、雨が降ったらレインコートだそうです。
「世界の傘事情調査」で、年間降水日数は13位(35か国中)の日本ですが、傘の所持数は世界No1(世界平均2.4本、日本3.3本)とのことです。男女別ではどちらが傘をもつ人が多いのかを調査した結果によると、突然の雨に備えて傘を常に持ち歩いている人は、女性9.0%、男性18.3%と男性は女性の2倍でした。また男女ともに年齢が上がるにつれ、傘携帯率が高くなる傾向が見られました。
これほど傘を持つ習慣があるのは日本特有と知り、とても興味が湧きましたので本日は傘をテーマに紫外線対策を考えてみたいと思います。

紫外線対策の基本は、長袖、帽子、サングラス、日焼け止めです。
紫外線は色調の濃い服の方が紫外線透過率が低くなるので、黒、ネイビー、ダークグレー色の、そでの長いものを着るといいと言われています。また服の素材はウールやポリエステルが紫外線を通しにくいと言われています。
紫外線は皮膚だけでなく目にも影響があります。
強すぎる紫外線は、白内障、黄斑変性(おうはんへんせい)症、角膜炎(かくまくえん)のリスクが高くなります。短時間なら問題ありませんが、強い紫外線の中、長時間のアウトドア、レジャー、外での作業の際には、サングラスを着用することをお勧めします。

傘好きな日本人は、雨の季節だけでなく紫外線の強い季節に日傘を愛用しています。
日傘はアジア諸国中心の紫外線対策で、欧米人は日焼け止めのみだそうです。
日傘は物理的に紫外線を遮ることができるため「日焼け対策」「熱中症対策」に有効です。
紫外線を遮ることはシミ、しわ対策のみならず、皮膚がんの発生予防にも役立ちます。

ある調査で「男性が日傘を使用すること(メンズ日傘)をどう思うか?」 という質問に対し、「肯定的」と回答する男性が2022年79.7%、2023年83%、2024年92.2%と最近では男性のなんと9割以上が「肯定的」と捉えています。

最近ではメンズ用日傘でおしゃれなものも売られており、私も去年ついに雨晴兼用の傘を購入しました。日傘には傘の生地にUVカットコーティングした「UVカットコーティング日傘」と、UVカット素材そのものがはられている「UVカット日傘」が売られています。
「UVカットコーティング日傘」は効果が2ー3年しかもたないので注意が必要です。
今年はぜひ、お気に入りのメンズ日傘を1本見つけて、熱さ、紫外線対策を万全に夏に備えてみるのはいかがでしょうか?