院長コラム
休まないとケガが増える 免疫と腸から考える
現在の秋はほぼ残暑、一方で急に外気温が5℃以上変わったりして体調を崩しやすい時期です。
風邪にかかる人が増えるのも、この時期です。
「免疫低下」と「ケガの増加」には、意外な共通点があります。
休養不足が体に与える影響
運動や仕事を続けると、筋肉や関節に小さな損傷が生じます。本来なら休養の間に修復されて強くなるのですが、休まなければ修復の機会が奪われ、ダメージが積み重なります。その結果、炎症が慢性化し、ケガにつながるのです。
免疫も“休み”を必要とする
免疫細胞も同じです。寝不足や過労が続くと、腸管免疫をはじめとした防御システムの回復が追いつかず、外敵への抵抗力が下がります。そのため、この時期は「ケガも病気も増えやすい」のです。
腸がカギを握る
免疫細胞の約7割は腸に存在するといわれます。
食事・ストレス・睡眠不足で腸内環境が乱れると、炎症が収まりにくくなり、筋肉や関節の修復力も低下します。つまり休養不足は「ケガ」と「免疫低下」を同時に招く、二重のリスクになりえます。
まとめ
昔のイメージで休まない=強いではなく、休まない=弱くなることが医学的に証明されつつあります。
体を守るためには、休養、睡眠、腸内環境を整えることが欠かせない時代です。