院長コラム

「腸にやさしい」おやつ選び

あなたの食事に「おやつ」ありますか?
世界中いろんな国を訪れましたが、各国に独自のおやつがあります。
スイーツ男子という用語も一般化して、男女問わずおやつを食べることは当たり前の世の中です。

人は食事と食事の間は4-5時間あけることが理想と言われています。
朝食~昼食は適度ですが、忙しいビジネスマン・ウーマンの方は夕食が20時以降ということも珍しくないです。そうなると夕方に小腹がすくこともあるでしょう。

おやつの本来の目的は3食では不足する栄養素を補うことです。
最近では低糖質が注目され、ナッツなどの食物繊維が豊富で腹持ちの良いおやつが推奨されています。
では「腸にやさしい」おやつってあるのでしょうか?

「腸にやさしい」おやつ
・ふかしたサツマイモ
・天然の果物
・ヨーグルト
サツマイモは食物繊維,ビタミンC,カリウムが豊富、血糖値やコレステロール低下する効果もあります。果物はビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で低カロリーです。
ただ果糖(糖質)が多いので取りすぎには注意です。
ヨーグルトはビフィズス菌や乳酸菌などの有用菌を増やしますので最強のおやつです。

疲れると甘党の私はついつい甘いものを取りたくなります。
どうしても甘いものを食べたい場合は、バターや生クリームたっぷりの洋菓子より和菓子を選びましょう。和菓子、特にあんこのお菓子は、食物繊維やポリフェノールが多く含まれています。
ポリフェノールは天然のアンチエージング薬、老化予防にも役立ちますよね。

ただ大福は1個で240kca前後、おやつとしてはややオーバーカロリーになりますので、糖尿病など合併する病気がある方はぜひ主治医へ相談しましょう。