院長コラム
「腸にやさしい」油選び
油には2種類あるってご存知ですか?
固まりやすいベトベト油(飽和脂肪酸)
固まりにくいサラサラ油(不飽和脂肪酸)
体に良いのは、なんとなくイメージしやすいと思いますが、サラサラ油(不飽和脂肪酸)です。
サラサラ油の代表はオリーブオイル、アマニ油、えごま油です(オリーブオイルの効用は地中海食のコラムでも記載しましたね)
「サラサラ油(不飽和脂肪酸)」はω9、ω6,、ω3系の3つに分類されます。
ω3系は必須脂肪酸と言われ、血栓予防や炎症の抑制効果など老化防止効果が期待できます
「腸にやさしい」油としてぜひ取り入れたいのはω3系である、アマニ油、えごま油です。
ω3系は体内で作ることができないため、食べ物で取り入れるしかありあません。
ω9系のオリーブオイルはビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化作用のある成分を含み、善玉コレステロールを低下させずに悪玉コレステロールを低下させます。
肌老化予防効果もいわれているため、絶対に取りたい油です
ω3系のオアマニ油は熱に弱いので、調理に使用するというよりサラダにかけるなどして取り入れるのがよいです。
「固まりやすいベトベト油(飽和脂肪酸)」であるバター、ラード、牛脂などがすべて悪い油ではありませんが、とりすぎは腸内環境を悪化させますので適量をこころがけましょう。
