院長コラム
「腸にやさしい」主食選び
主食で食物繊維を取ることが食物繊維不足の日本人にとって重要と以前お伝えさせていただきました。主食の選び方はずばり「白より茶」です。
精米された白ごはんより、玄米、発芽米、真白い食パンより大麦パン、全粒粉パンです。
パスタも全粒粉で作られたものが売られています。
一番のおすすめは、白米の20倍もの食物繊維を含む大麦です。
大麦を豊富に含んでいることを売りにしたパンもよく見かけるようになりましたね。
米が主食の場合は、茶米、赤米、黒米などを白米に混ぜたものが雑穀米、五穀米、古代米などネーミングされて売られています。茶色の見た目って、少々抵抗がある方もいらっしゃいますが、白いパンより10%以上食物繊維が豊富、小麦で作ったパンよりビタミン、ミネラル、ポリフェノールが豊富です。
食物繊維を考えた、「腸にやさしい」主食選びは「白より茶」で覚えておきましょう。
食物繊維が豊富に混ざった主食を選ぶ利点は、満腹感があること、血糖値上昇もゆるやかになることです。結果、食べすぎや糖尿病の予防にもなります。
腸にやさしい食物繊維を、効率よく摂取するにはなんといっても主食です。
ぜひ主食を週に1-2度でも「白」から「茶」へ変更してみましょう
