院長コラム
逆流性食道炎について³
逆流性食道炎が起こる理由
食道は食べ物を口から胃へと送り込む通り道です。
食事が胃に流れ込むと、胃酸の分泌のより消化が始まります。胃内は胃酸にやられないように粘膜が保護されていますが、本来ない場所に胃酸が流れ込むと炎症がおきます。
食道へ胃酸が逆流して、炎症を起こした状態が「逆流性食道炎」です。
逆流性食道炎の症状
- 胸焼け(チリチリと焼けるように痛み)
- 胸部不快感(みぞおちのあたりが急にカーッと熱くなる)
- 呑酸(喉や口の中に酸っぱいものや苦いものがこみ上がってくる)
- 酸味のあるものを食べたり、飲んだりしていないのに、口の中に酸っぱさを感じる
- 嚥下障害(喉につかえるように感じたり、食べ物が喉を通りにくく感じる)
- 喉の違和感
- 声のかすれ
- 慢性の咳
生活習慣の見直し
・食べ過ぎない
・早食いを避ける
・遅い時間に食事をしない
・食事後にすぐに横にならない
・コーヒー、アルコール、炭酸飲料を控える
・脂肪分をとり過ぎない