院長コラム
大腸がん健診 便潜血検査について
便潜血検査が陽性になる確率は約5~10%、がん発見率は0.10~0.15%と言われています。
大腸がん検診を1万人受けると、500~1000人が便潜血陽性、陽性者のうち10~15人が大腸がんと診断されることを意味しています。
これだけ聞くと、受けなくてもいいと思ってしまいそうです。
がんの種類によっては、発見時にはすでに手遅れというものが多い中、大腸がんは早期発見すれば90%以上が治るがんです。
日本の大腸がん検診の受診率は、男性47.9%、女性は40.7%となっています。
ちなみにフランス50%、イギリス60%、フィンランド73%と言われています。
早期発見はもちろん大切なのですが、受けないと始まらない早期発見を1例でも増やすために、どうやったらがん検診を受けていただけるか?、この課題に自治体や我々医療者は日々取り組んでおります。
