院長コラム

30代女性におすすめの健診オプション

30代女性に強くおすすめしたのは、婦人科、乳腺のオプションです。若年でも発症する可能性がある子宮頸がんと乳がんをぜひカバーしましょう。子宮頸がんは厚生労働省が推進する5大がん検診の一つで、20歳以上の女性の受診が推奨されています。特に子宮頸がんワクチン摂取がおこなわれていないキャッチアップ世代*は、現在20歳代前半から30代前半という正に、子宮頸がんピークに年齢とされている年代です。子宮頸がんは初期症状に乏しいため、早期発見の手立ては定期的検査のみです。

キャッチアップ世代*

  • 平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性
  • 過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない

乳がん発症は30代後半から急激に高まり、30歳から60歳までは乳がんが女性の死因第1位です。
30代女性は乳腺の密度が高い(デンスブレスト)ため、レントゲン(マンモグラフィ)よりも乳腺超音波検査(エコー検査)がおすすめです。

30代女性におすすめしたいオプション項目

【婦人科健診】

  • 子宮頸部細胞診

【乳腺健診】

  • 乳腺超音波検査(乳腺エコー)