①健康診断で所見あり
健康診断の胃バリウム検査で胃の異常(要精査)を指摘されている。
「異常あり」「ピロリ菌感染の疑いあり」の方。
胃カメラは「今ある症状の原因を確かめる検査」であると同時に、「がんや潰瘍を早期に見つける検査」でもあります。次のようなサインが続く場合、早めの受診・検査が安心につながります。
①健康診断で所見あり
健康診断の胃バリウム検査で胃の異常(要精査)を指摘されている。
「異常あり」「ピロリ菌感染の疑いあり」の方。
②内視鏡検査を受けたことがない
胃がんの発生率が高まるのは40歳以上ですが、これまで一度も内視鏡検査を受けたことがないという方には、一度検査を受けてみることをおすすめします。
③家族に胃癌の方がいる
特に若年(40歳未満)で胃がんを発症されたご家族がおられる場合は要注意です。胃癌の原因とされるピロリ菌の親子感染(垂直感染)により家族内に胃癌が多い可能性があり、内視鏡検査後にピロリ菌検査までおすすめします。
④虚弱体質だとおもっている
胃が弱いのを体質のせいにしていませんか?胃が弱いのはピロリ菌が原因かもしれません。内視鏡検査で粘膜の状態を確認して、詳しい検査を行えば正確な診断が可能です。
⑤胸や喉に違和感がある
胸焼けがする、喉が詰まった感じがする、酸っぱいものがあがってくる、みぞおちあたりが痛い、圧迫された感じがする場合は一度内視鏡検査をおすすめします。
上記以外にも、
これらを放置すると、潰瘍による出血、狭窄などの合併症、さらには食道がん・胃がんの進行につながることがあります。症状が軽くても長引く場合、また症状が乏しくても検診で要精査となった場合は、内視鏡で直接確認することが大切です。
詳しく症状を分類すると下記のようになります。
食道領域
胃領域
十二指腸領域
病態別の症状
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)の主な目的は、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察して、必要に応じて生検(組織検査)で確定診断を行うことです。
日本人を含む東洋人に多いとされる胃がん・食道がんの早期発見、前がん病変(一部の胃ポリープ)、がんを起こしやすい背景疾患(萎縮性胃炎・バレット食道)の拾い上げに極めて有用です。さらに、出血を伴う胃十二指腸潰瘍に対する出血源の同定や止血処置や、ヘリコバクター・ピロリ菌関連胃炎の評価、ヘリコバクター・ピロリ除菌後フォロー、逆流性食道炎(GERD)、好酸球性食道炎などの炎症性疾患の診断と重症度評価にも用いられます。機能性ディスペプシア(検査で異常がないのに上腹部症状が続く状態)の除外診断としても重要な検査法です。
粘膜の色調、血管透見像、微小な凹凸、びらん・潰瘍の有無を直接確認することで、早期がんに特徴的所見の有無、ヘリコバクター・ピロリ感染症やそれに伴う萎縮性胃炎の広がりの評価、出血の部位の同定、把握ができます。
必要時は拡大観察、画像強調観察(NBI、BLI観察等)を用いることで、通常観察では発見困難とされる色調変化に乏しい病変や平坦病変の拾い上げが可能となり精度の向上が期待できます。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は一般に安全性の高い検査ですが、まれに次のような合併症があります。
①咽頭違和感・嘔気・嘔吐
咽頭麻酔や経鼻内視鏡用のスコープを使用することで軽減できますが、咽頭反射が強い方では一時的に強く出る場合があります。検査後もしばらく喉の違和感や声がれ(嗄声)が続くことがあります。
②出血(生検、処置に伴う)
大半は自然軽快(自然止血)しますが、まれに止血処置や入院が必要となることがあります。抗血栓薬内服中の患者さんは出血リスクが増えるため、事前申告、事前に内服を調整することが重要です。
③穿孔
非常にまれですが、消化管壁に穴が開くことで発熱・持続的な腹痛・胸痛・呼吸苦などの症状を伴う場合には緊急でドレナージや手術を要する場合があります。潰瘍、腫瘍、狭窄病変などがある症例ではリスクがやや上がります。
④感染
院内では適正な洗浄・消毒を遵守していますので、上部消化管内視鏡での感染発生は極めて稀です。既往症や免疫状態によっては注意を要します。
①呼吸抑制・低酸素血症
静脈麻酔投与後一過性の酸素飽和度低下が起こる場合があります。パルスオキシメータによる呼吸モニター管理を行い、必要時は酸素投与を実施します。睡眠時無呼吸症候群の方、高齢者、肥満、慢性閉塞性呼吸器疾患などがある方はリスクが相対的に上がるので注意が必要です。
②血圧低下、徐脈、頻脈
静脈麻酔投与により一過性に循環動態が変動することがあります。既往症(心疾患、不整脈、重度高血圧など)がある場合はリスクが相対的に上がるため、事前にご申告ください。
③薬剤過敏反応
静脈麻酔投与後、発疹や掻痒感を認める場合があります。重篤な場合は、血圧低下、呼吸困難、酸素濃度の低下などを伴う場合もあります。事前の問診によりこのリスクは回避できます。薬剤アレルギー歴がある方は必ずご申告してください。
④鎮静後反応(ふらつき、転倒、一過性健忘)
検査終了後に上記症状を認める場合があります。検査当日は自動車・バイク・自転車の運転はできません。重要な判断、契約、精密作業は避けてください。年齢や基礎疾患によっては転倒予防のため、付き添いが望ましいケースがあります。
①経鼻内視鏡(鼻カメラ)
鼻出血:事前に血管収縮薬、局所麻酔薬を使用しますが、血管が豊富な鼻粘膜を通過するため、出血しやすい方(抗血栓薬内服・血圧高い方・鼻炎副鼻腔炎の既往がある方・鼻中隔彎曲症の方)ではリスクが上がります。
鼻閉・鼻痛・くしゃみ:内視鏡や送気による刺激で一過性に症状を認める場合があります。
②経口内視鏡
咽頭反射:咽頭麻酔で軽減しますが、反射が強い体質の方では静脈麻酔(鎮静)をおすすめします。
歯牙・補綴物の破損:義歯・被せ物・ぐらつく歯がある方は事前にご申告してください。マウスピースで保護します。
※出典参考 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡Q&A
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※治療が当院では行えない疾患もございます。その場合は適切な医療機関へご紹介いたします。
腫瘍性病変・前がん病変
炎症性疾患
潰瘍・出血性病変
ヘリコバクター・ピロリ菌関連疾患
機能性消化管疾患・運動異常
構造異常・粘膜下腫瘍
薬剤性障害
感染性・その他
01
経験豊富な専門医が診断・治療
麻生クリニックでは、検査を消化器内視鏡学会認定の専門医・指導医が担当します。これまでに胃カメラ・大腸カメラを合わせて3万件以上の実績を誇り、豊富な経験と確かな技術でスムーズかつ安全なスコープ操作・丁寧な観察を実施します。専門医による検査は、病変発見率が高まるだけでなく、合併症リスクの低減にもつながります。
初めての方でも不安なく検査をお受けいただける体制を整えています。
02
静脈麻酔(鎮静剤)を使ったおえっとならない胃カメラ検査
検査がつらくなる原因となる嘔吐反射や緊張をやわらげるため、ご希望の方には静脈麻酔(ウトウトと眠ったような状態をつくる鎮静剤)を併用します。これにより「気づいたら検査が終わっていた」と感じられる方が多数いらっしゃいます。挿入時の痛み、不快感、吐き気が強い方でも安心して検査を受けていただけます。鼻から挿入できる経鼻内視鏡にも対応しております。
03
天神駅直結徒歩5分の好立地
福岡天神で消化器内科を探している方にとって、当院へのアクセスの良さは大きなメリットです。地下鉄天神駅直結、アクロス福岡4階にあり、雨の日でも濡れずに通院できます。地下駐車場(提携なし)も完備されており、お車でお越しの方にも便利です。
04
モニターを見ながら検査が可能
鎮静をされていない方は、検査中モニターを見ながら検査を受けていただけます。
ご要望があればお申し付けください。
05
ゆったりとした検査室&リカバリールーム
検査時は専用ロッカールームにて検査着に着替えて頂き検査を受けていただきます。また鎮静後は回復室(リカバリー)にてお休みいただき、眠気が覚めるまでスタッフがサポートしてプライバシーと安全性を徹底的に守ります。
06
web問診と24時間web予約で待ち時間の少ない診療体制
Web問診は来院前にお答えいただく問診システムです。当日受付後に待合室にて問診をご記入いただくとご案内までお時間がかかります。事前にご回答いただけるとご案内~検査までがスムーズに行えます。
Web予約はスケジュールの中で計画的にお越しいただくことが可能になります。ぜひご予約の上お越しください。ご予約いただいた方から優先的にご案内させていただきます。
07
胃・大腸同日検査可能
当院の医師は、日本消化器内視鏡学会認定、消化器内視鏡専門医・指導医です。内視鏡検査に深い知見を持ち、検査経験も豊富です。胃カメラと大腸カメラを同日に実施することも可能です。検査を一日で一気に終わらせたい方、忙しくて通院負担を減らしたい方にもおすすめです。同日実施についての詳細はスタッフまでご確認ください。
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来院
検査開始時刻にお越しください。受付の後、更衣室で検査着に着替えていただきます。脱いだ服やお荷物はロッカーで保管していただけます。その後、内視鏡待合で検査までお待ちいただけます。
検査
準備が整いましたら、胃カメラを実施していきます。口からスコープを挿入する場合は喉の、鼻から挿入する場合は鼻の麻酔を行います。また、当院の送気は炭酸ガスを使用しておりますので、検査中・検査後の腹部の張り・違和感が従来のガスより軽減されます。
検査後
画像を見ながら、検査結果を行います。鎮静剤を使用した場合には、リカバリー室でゆっくりとお休みいただいてから、検査結果説明となります。
3500〜6000円
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経鼻は咽頭反射が少なく会話も可能なため嘔吐反射(えづき)が苦手な方に適しています。鼻腔の形状やアレルギー等で経口が適する場合もあります。鎮静の併用可否も含め、診察時に最適な方法をご提案します。
前日夜から絶食、当日も絶食の上、少量の水分(水、お茶)は検査2時間前までが目安です(詳細は個別指示に従ってください)コーヒー、ジュース、乳飲料など色付きの液体の摂取は控えましょう。
ピロリ菌は胃がんリスクや潰瘍再発と関連します。陽性の場合は原則保険での除菌治療を推奨しますが、年齢、アレルギー既往、合併疾患等によって個別に方針が異なるため、医師と相談して決めます。
当日の運転は不可です。仕事は内容によりますが、精密な作業・重要な意思決定を伴う業務は避けるのが安全です。翌日以降は通常どおりの生活で問題ありません。
内視鏡所見は当日に説明します。生検やピロリ検査の最終結果は後日のご案内となります(詳細判明までは10日~2週間程度かかります)。
胃癌リスク(ピロリ菌感染の有無、癌家族歴)や内視鏡所見(萎縮の程度)で異なります。高リスク群は毎年~数年ごとのサーベイランスを勧める場合があります。異常なしや低リスク群でも、年齢や生活習慣に応じて適切な間隔をご提案します。