院長コラム
肥満は大腸がんのリスクです
大腸がんは欧米のみならず、世界の主要な死因の1つとなっています。
2024年に発表された米国より前向きコホート研究17件(中国、日本、韓国、台湾、シンガポール、イランでの研究を含む)70万9,214例データを用いてBMIと大腸がんの発症・死亡リスクとの関連を解析した結果、①BMI(肥満度)と大腸がんの発症に正の相関が認めれること、②BMI上昇に伴い発症リスクは9~32%高まったと報告されました。(JAMA Netw Open2024; 7: e2429494)
男女別に見ると男性ではBMIと大腸がん死亡リスクに正の相関が認められたのに対して、女性では関連性はなかったと報告されています。
アジア人において、BMIと大腸がん発症に正の相関が認められ、特に男性、BMI 30超の例でリスクが高いことが報告されています。
肥満は生活習慣病の発症リスクになるばかりでなく、大腸がんのリスクが上昇します。
健診でBMIが30を超えてきたら、運動、食事できる方で1日でも早くダイエットをぜひ始めたいですね