院長コラム
食後のおなかの張り、「年のせい」だけじゃないかも?
なんとなく、お腹が張る…そんな経験ありませんか?
「ご飯のあと、なんだかお腹がパンパンに張る」
「そんなに食べてないのに胃が重たい気がする」
「ゲップやガスが多くて、人前で気になる…」
こうした症状に心当たりはありませんか?
年齢のせい?食べ過ぎ?ストレス?となんとなく思い当たるところがあるようなないような、気になっているけど、病院に行くほどではないと思っておられませんか?
実は「機能性ディスペプシア(FD)」という病気かもしれません
機能性ディスペプシア(FD)
機能性ディスペプシアは、上部消化管(食道、胃、十二指腸)に検査しても病気(潰瘍やがん)などがないにもかかわらず、以下の不快な症状が続く状態をいいます。
- 食後の胃もたれや膨満感
- 早期の満腹感
- みぞおちの痛みや焼けつく感じ
日本人の10人に1人が悩んでいるともいわれる、比較的よくある消化器の不調です。
どうしてなるの?
FDの原因は1つではありません。以下の原因が組み合わさって、症状を来すと考えられています。
- 胃の動き(蠕動運動)の低下
- 胃内圧の上昇
- ストレスなどの外部の刺激に伴う自律神経の乱れ
- 知覚過敏(ちょっとの刺激でも不快に感じる)
- 過去の感染等の影響
つまり、消化機能の「ささいなズレ」が重なることで、症状が長引くのです。
なんとなく、1回読んでいただいてもピンと来ない方もおられると思います。
機能性という病気は難しいので、以降にもう少し詳しく解説します。