院長コラム
歯は命、命をつなぐ医科歯科連携
歯科と医科が手を組む「歯科医科連携」とは?
近年「歯科医科連携」という言葉を耳にする機会が増えています。これは、歯科と医科が互いに情報を共有し、患者さんの全身の健康を支える仕組みを指します。
なぜ歯と全身はつながっているのか
歯周病はこれまでコラム化したように、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病の悪化、誤嚥性肺炎など、全身の病気との関連が数多く報告されています。つまりお口の健康は全身の健康の入り口といえます。
連携の具体例
近年最も連携をしているのは糖尿病患者さんです。血糖コントロールが悪いと歯周病が進行しやすく、逆に歯周病を治療すると血糖コントロールが改善することが知られているからです。心臓病や人工関節の手術を受ける際には、術前に歯科受診することで術後の合併症リスクを減らすことができます。
患者さんにとってのメリット
医科と歯科が連携することで、病気の早期発見や合併症の予防につながります。
まとめ
歯科医科連携は「歯」と「体」を切り離さず、トータルに健康を守る新しい医療の形です。
糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎の既往がある患者さんは特に、かかりつけ医と歯科医院、両方を持ち連携を持つことが、今後はとても大切になってきます。