院長コラム
おせち腸活 数の子
子孫繁栄を願う、腸にもやさしい縁起物
おせち料理の中で彩りきらびやかにひときわ存在感を放つ「数の子」。
ぷちぷちとした独特の食感と黄金色の輝きは、お正月の食卓を華やかに彩ります。
私自身子どもの頃は数の子が苦手で、なんでこんなものを正月から食べないといけないだろうと思っていましたが、大人になりお酒を飲むようになってからアテとしてなんて美味しい食べ物なんだろうと感動に変わった食材のひとつです。
数の子はニシンの卵であり、その粒の多さから「子孫繁栄」の象徴として古くから大切にされてきました。家族のつながりや未来への願いが込められた、縁起の良い食材です。
栄養面から見ると、数の子は食物繊維こそ少ないものの、腸活に無関係ではありません。
調理の際に使う 醤油や出汁といった発酵調味料 が、腸内環境をサポートする役割を果たします。
日本の伝統的な発酵食品と組み合わせることで、数の子はより腸にやさしい料理へと変わるのです。
さらに注目すべきは、数の子に含まれる EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)と呼ばれるオメガ3系脂肪酸は、血液をサラサラにする効果だけでなく、腸内の炎症を抑える作用が報告されています。潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患腸との関連でも研究が進められており、腸の健康維持に役立つ栄養素です。
縁起ものとして見栄えも抜群の数の子。
お正月料理は家族で食卓囲む1年の始めの食事の機会、未来への願いとともに腸活に役立つ食べ物のラインナップとしても豪華絢爛な数の子の存在感には改めて驚かせれます。
次、数の子をみかけるのは来年の正月になりそうですね。