院長コラム

おせち離れがすすむ令和のお正月 

年末年始は、多くの人と宴を囲みお酒を楽しむ機会が増えます。一方で腸にとっては過酷な時期です。飲み会や忘年会が続き、暴飲暴食で腸内環境は乱れやすくなります。そこへ追い打ちをかけるのが「おせち離れ」。近年は「子どもが好まない」「手間がかかる」といった理由からおせちを用意しない家庭も増えています。しかし実は、おせちこそ年末に荒れた腸をリセットする“腸活食”だったのです。

おせちの定番食材には腸にうれしい要素がぎっしり。
昆布のアルギン酸、黒豆のオリゴ糖、ごぼうのイヌリン、大根とにんじんの食物繊維…。

どれも腸内細菌のバランスを整え、便通改善や免疫力アップに貢献します。おせちを食べることは、知らず知らずのうちに「腸を休め、整える」を実践していることに他なりません。

一方で、お酒や脂っこい料理をとりすぎた腸は炎症で弱っています。
ここでおせちを取り入れることは、荒れた腸の回復を助けるリセットの一歩になります。
紅白なますのさっぱりした酸味は消化を助け、黒豆のやさしい甘みは腸にやさしいエネルギー源になるでしょう。まさに理にかなった腸活といえるでしょう。

「おせち離れ」は文化の変化であると同時に、腸活の機会を失うことでもあります。

お正月におせちを囲むことは、単なる縁起担ぎではなく、腸をいたわり新しい一年を健やかに迎えるための昔からの知恵。年末年始を乗り切る腸のリセット習慣として、ぜひおせちを見直してみませんか。