院長コラム

おせち腸活 たたきごぼう

家の基礎を固め、腸を元気にする根菜パワー

おせち料理の中でひときわ無骨かつ素朴な存在感を放つ「たたきごぼう」。
ごぼうを叩いて開き、味を染み込みやすくした料理で、「家の基礎をしっかり固める」という意味が込められた縁起物です。
硬く長いごぼうの姿は、家庭や人生が長く続くことを象徴しています。

ごぼうは腸活の代表食材。
特に豊富なのが イヌリン という水溶性食物繊維です。
イヌリンは腸内で善玉菌のエサとなり、腸内フローラを整える働きがあります。
不溶性食物繊維も含まれているため、腸のぜん動運動を活発にして便通を改善する効果があります。
この二重の働きで、ごぼうは腸内環境を強力にサポートしてくれるのです。

さらに、ごぼうにはポリフェノールも多く含まれています。
ポリフェノールは抗酸化作用を持ち、腸の炎症を抑える手助けをしてくれます。
加えて、ミネラルも豊富で、腸内細菌の活動を支える環境づくりに役立ちます。

たたきごぼうは酢や胡麻と合わせて調理されるのが一般的です。
酢は腸のpHを整え、胡麻にふくまれるセサミンや食物繊維も腸活にプラスとして働きます。
シンプルな料理ながら、組み合わせも含めて腸活効果満載の料理です

「家の基礎を固める」という願いと、腸内細菌を元気にする土台となるたたきごぼうは、縁起と健康を兼ね備えた伝統食です。